【クラシックの音楽会】

東京で暮らしている魅力のひとつに、職場近くのコンサートホールを利用できることです。私の場合は赤坂のサントリーホールですが、20年以上定期会員として交響楽団を応援しています。就いていた人材会社での業務が日中は様々な方々と話をすることが中心でしたので1日どこかで静かに過ごす時間を持ち、気持ちを切り替える為でもありました。正直、しっかり聴くというより寝ていることもありますが、私にとって貴重な息抜きのひと時です。NHK、読売、日本、新日本、東京などの交響楽団がほぼ毎日都内でコンサートを開催しています。初めての方は驚かれるかもしれませんがどのコンサートも盛況です。人気あるプログラムはチケットが取りにくいですが、思いついたときが吉日くらいの気持ちで一人で自然体で楽しむのも、なかなか良いものですよ。
きっかけは25歳で過ごしたオーストラリア シドニーのオペラハウスのコンサートに当時500円くらいで立見席から参加して、ワクワク、ドキドキでした。基本的に残業はないのでお仕事終わってまだ明るいうちから、様々な方々が集まって人生楽しむ姿勢こそ、大きな影響を受けました。水曜日は映画が半額だったり、木曜日は商店が21時までオープンするレイトショッピングデーなど オンとオフのアクセントのつけ方が良い仕事を生むことを教えてくれました。そして多くの国々で取り入れているサマータイム（時計の針を2時間調整するだけで 夏は21時までは明るく環境には抜群です）の時期など本当に格別です。こうした生活スタイルこそ今の 日本社会を明るくしていく方策だと強く思いますね。税金をばらまく必要などないと思います。